📊
逆日歩の推移を確認する
「逆日歩」グラフでは、逆日歩および貸株超過株数の推移を表示します。

逆日歩(ぎゃくひぶ)は、信用取引において建玉の決済期限が延長される際に発生する料金です。具体的には、信用売りポジションが多く(売り残高が買い残高を上回る状態)、株券の調達が困難になった場合に発生します。
逆日歩が急激に上昇している銘柄は、空売りポジションの強制決済(買い戻し)が発生する可能性があり、株価の急騰要因となることがあります。
逆日歩と貸株超過株数の関係
逆日歩と貸株超過株数には密接な関係があります。基本的に両者は同じ現象(空売りポジションの増加)を異なる観点から示す指標です。
- 貸株超過株数の増加 → 逆日歩の上昇:貸株超過株数が増加する(=信用売りポジションが買いポジションを大きく上回る)と、証券会社が貸し出す株券が不足し、逆日歩が発生・上昇します。
- 株券調達コストの表れ:逆日歩は実質的に株券の調達コストであり、貸株超過が大きいほど株券調達が困難になるため逆日歩が高くなります。
- 空売りポジションの状況把握:両指標を併せて確認することで、市場における空売りプレッシャーとその解消(買い戻し)の可能性をより正確に評価できます。
特に貸株超過株数が急増し、同時に逆日歩も上昇している銘柄は、将来的な空売りの買い戻しによる株価上昇圧力が強まっている可能性があります。
更新タイミング
- 毎日12:15頃